北志賀(長野県栄村) 高倉山(1330m) 2015年10月18日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:11 車道−−7:58 高倉山 8:02−−8:23 車道

場所長野県下水内郡栄村
年月日2015年10月18日 日帰り
天候快晴
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車
登山道の有無無し
籔の有無終始籔漕ぎ
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント東尾根から往復。途中で開けた場所がありその上部で刈り払い&踏跡あるが山頂へは向かっていない。尾根上には古い刈り払いの形跡が見られるが今はほぼ藪に埋もれる。山頂は疎らなブナ林で笹が主体。最高点は1330mの南峰。ここも藪に覆われる




路側に駐車 林道から高倉山方向
朝露に濡れた藪に備えて完全装備 比較的籔は薄い
藪内部は乾いていた 灌木が多くなる
開けた土の斜面 昨日登った布岩山
さらに登ると切り開きか? 刈られた道に出た
上ではなく横へ向かっていた 道を離れて上を目指す
尾根上にも藪を切った形跡あり 細いブナの藪
笹が混じる 目印が点在
比較的新しい目印 倒木で視界が開ける。上部は笹+ブナ疎林
倒木から見た越後三山 最後は灌木藪
高倉山山頂1330m 奥が三角点峰
目印を残す 往路を戻る
土の斜面は慎重に下る 林道到着
南から見た高倉山。南斜面は伐採跡 北から見た布岩山


 栄村には2つの高倉山があるが、今回登るのは新潟県境に近い東側のピークだ。鳥甲牧場の裏山的存在で、牧場を抜ける林道から適当に登ればいいと考えた。

 車で林道最高地点へ。ここは東側が牧場の草原で朝日が当たって冷え込んだ朝には日差しが有難い場所。カーブで道幅が膨らんだ場所に駐車。ここから迷惑にならないだろう。見上げると朝日を浴びて紅葉がいっそう鮮やか。しかしあの下にはどんな藪が待っているのやら・・・。

 林道脇から適当に斜面に取り付く。この位置からだと上を目指せば自動的に山頂なのでルートに関してはお気楽だ。最初は笹の薄い落葉樹林で歩きやすいところを適当に登る。傾斜が増すと潅木藪が出てきてそれを突破すると突如として樹林が無い広い土の斜面に出た。土砂崩れにしては岩盤が出ていないし伐採したにしても切り株がない不思議な場所。ここで展望が開けて昨日藪と格闘した布岩山は牧場のすぐ反対側。北尾根上にある電波塔も見えた。おそらくあそこから刈り払いが山頂まで続いているはずだ。

 土の斜面を通過するとまた短い潅木藪で、それを抜けると意外な光景。なんと刈り払われた踏跡に遭遇したのだ。南に落ちる尾根を上がってきてこのままトラバースするように北に続いている。麓の畑に入口があるのだろうか。

 残念ながらこの道は上に向かわないので、左手の樹林と笹の緩斜面を登っていく。この植生の感じは一度自然林を伐採した後に放置プレーしたものと予想できた。周囲は高い木が無くみな細いブナばかり。だけど笹は少ない。

 よく見ると獣道らしき筋あり。さらによく見ると枝の切り口が鋭く、人の手が入った形跡を発見。そしてピンクリボンの目印も発見。どうも昨日の布岩山のように昔の道の名残らしい。ただし道のレベルはあちらと同等で油断すればすぐ見失ってしまうほど今は藪と同化している。でも場所によっては周囲よりは明らかに歩きやすい筋として存在する。

 上部に行くと根曲竹が徐々に増えてくる。でも蔓がないので掻き分けることが可能。大きな倒木で上部の展望が開けると、大きなブナが疎らに残り他は笹に覆われた斜面が広がっていた。たぶんここも伐採の手が入ったのだろう。見下ろす南斜面は段々畑のような段差があり、広範囲に伐採された形跡がある。ただし切ってから何年も経過しているようで今は藪に覆われていた。

 笹原を登りきるとふいに傾斜が無くなってピークに到着。最高点は根元から四方八方に枝分かれした潅木。ここは北側の1325.8m三角点峰より高い1330mで高倉山最高峰。藪が薄ければ三角点まで行こうと思ったが、ここから見る限りは藪が深そうなので止めておいた。藪に覆われた山頂で山頂標識は無し。赤テープを残す。

 帰りは往路を戻るが広い尾根なので進行方向には要注意。まあ、今回は東から南へ下れば林道や畑に出るので多少のミスは問題ないが。でも車からあまり離れた場所に下ると戻るのが面倒なのでGPSの往路軌跡を利用。最後は藪の薄い場所を適当に下ったら往路の出発点より僅かに北で林道に出た。

 

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